『フランス民話集』
編訳:新倉朗子(にいくら・あきこ)
発行元:岩波書店(岩波文庫 赤594-1)
発行日:1993年8月初版
サイズ:文庫サイズ/407ページ
ISBN 4003259416
フランスで19世紀から20世紀にかけて収録・編纂された民話集から50篇を選んで邦訳。
フランスではよく知られているが邦訳がなく、フランス民話の特徴を知る上で興味深い話をフランスのさまざまな地域から選りすぐった。
巻末に現代フランスの代表的交渉文芸研究者ポール・ドラリュのフランス民話論を収録。
注釈に原題や、判明する限りの話者・採集地。採集年などの情報を記す。
話型番号はドラリュ=トゥネーズの話型目録『フランスの民話』により、Conte Type のTを冠して表記し、原題の末尾に付した。
☆本書で使用した挿絵は、十六世紀に刊行された『ばら物語』からとったものであり、本文の内容とは関係ない。
《代表的話》
美女と野獣・皮っ子(ロバの皮)・手なし娘・愚か者の村 etc.
◇目次
▽ふしぎな話
美女と野獣/庭師の娘/金ぴか狐/女の子と狼/熊のジャン/白い鳩/
緑の山/ペルシェット/七人の妻を持つ巨人/みにくい娘ときれいな娘/
悪魔の庭/井戸の中の女の子/しらくも頭のジャン/ゾビニュ/
小さなマルグリット/リカベール・リカボン/悪魔の話/粟っ粒/
ジャン・ド・カレー/聖女ジェルメーヌの話/三つの小川/風のノルーア/
魔法の靴下/二つとない船/美しい牝馬/手なし娘/ドゥレーヌ/
ベネディシテ/青い牝牛/皮っ子/小さなアネット/
神さまと木靴つくりと欲張り女/金のバラ
▽動物の話
狼とコオロギ/炭焼きの男/狼と豚とアヒルとガチョウ/小さな雄鶏/狼と狐
▽おかしな話
牝馬の卵/ばか者ジャノ/ラ・ラメの話/愚か者の村/ベディ・ウェンチュ/なぞの動物/目をつぶされたタタール人/粉ひきと領主/狐のマルタン/うそくらべ/花を咲かせたがらなかったちいさなキャベツ/泥のなかにしりもち
注釈
「フランスの民話について」ポール・ドラリュ
解説(新倉朗子)
▽フランス民話集 新倉朗子 編訳|岩波書店
出版社情報
>デカルトの国にふさわしく,フランス民話の特色は不思議をきりりと単純化あるいは合理化し,もっぱら人間的動機によって筋をはこぶことにある.各種の民話集を渉猟してそういう民話の秀作五○篇を選訳し,各篇に民話学的注をほどこした.巻末に現代フランスの代表的な口承文芸研究者ポール・ドラリュのフランス民話論を収録.
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