『完訳 ペロー童話集』岩波文庫
作者:シャルル・ペロー<Charles Perrault>
訳:新倉朗子
発行元:岩波書店(岩波文庫 赤513-1)
初版刊行日:1982/07/16
11話収録(韻文3話、散文8話)
サイズ:文庫・282ページ
ISBN 9784003251317
☆原語:フランス語
CONNTES DES PERRAULT, 1695, 1697
フランスの口承の昔話を題材に書かれた17世紀の物語。
『ペロー童話集』と呼ばれる2つの原本は、韻文による物語3篇と序文、散文による物語8篇。
韻文による物語の原本は1695年刊行。
散文による物語『過ぎし昔の物語ならびに教訓』がまとまって刊行されたのが1697年。
◇目次
▽韻文による物語
グリゼリディス/Griselidis
ろばの皮/Peau D’Asne
愚かな願いごと/Les Souhaits Ridicules
▽過ぎし昔の物語ならびに教訓
……内親王様へ(献辞)
眠れる森の美女/La Belle au bois Dormant
赤ずきんちゃん/Le Petit Chaperon Rouge
青ひげ/La Barbe-Bleue
ねこ先生または長靴をはいた猫/Le Chat Botte
仙女たち/Les Fees
サンドリョンまたは小さなガラスの靴/Cendrillon
まき毛のリケ/Riquet a la Houppe
親指小僧/Le Petit Poucet
注
解説(新倉朗子)
▽完訳 ペロー童話集(文庫) – 新倉 朗子 |岩波書店
出版社情報
>ペロー(1628―1703)の『童話集』は,民間伝承に材を得た物語集のうちでも最も古いものといってよい.よく知られた「眠れる森の美女」「赤ずきんちゃん」「青ひげ」「長靴をはいた猫」「サンドリヨン(シンデレラ)」を始め,韻文で書かれた「ろばの皮」など全作品を収め,口承文芸研究の視点から注・解説を付した.
◇著者について
<フランス語・原作者>
▽シャルル・ペロー<Charles Perrault>1628-1703
フランスの詩人,批評家,童話作家。
アカデミーの会員で、1687年、古代人より近代人のほうが優れているという詩を発表して「新旧論争」と呼ばれる大きな文学論争を引き起こしました。
物語作家としては、韻文による物語3篇と散文による物語8篇、計11篇を残しました。韻文による『グリゼルディス、ヌーヴェル、およびろばの皮の物語とおろかな願いごとの物語』(1694~1695)の作者はシャルル・ペローではっきりしていますが、散文については1697年に出版された原本『過ぎし昔の物語ならびに教訓』の献辞の署名がP・ダンマルクールになっていました。なぜシャルル・ペローでなく三男のピエール・ダルマンクール(1678~)の名を使ったのか、父子どちらが作者なのかいろいろな説が出ています。、教育のため息子に昔話の聞き書きノートを作らせていたものを公表した、アカデミーの会員ともあろう者が散文によるおとぎ話を発表することは恥と考えたなどの説もありますが、結論は出ていません。
<日本語・翻訳者>
▽新倉朗子(にいくら・あきこ)
1931年生まれ。フランス文学者。東京大学大学院比較文学修士課程修了、東京家政大学名誉教授。
夫の新倉俊一(1932-2002)もフランス文学者。
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